宅建の合格率・難易度
宅建の合格率・難易度
ここからは宅建の試験のポイントを具体的に見ていきたいと思います。試験の合格最低点や合格率は?試験ではどんな設問がされるのか?本当のところの難易度は?ひとつずつ見ていきますので参考にしてみてください。
宅地建物取引主任者(宅建)の試験は、毎年16万~18万人が受験をしています。合格者はそのうちの25,000人くらいで合格率は15%程度です。下記は直近5年の試験データですが、50点満点中、約7割の35点前後で合格できることがわかります。
|
2005 |
2006 |
2007 |
2008 |
2009 |
|---|---|---|---|---|---|
受験者 |
162,771 |
165,831 |
175,541 |
170,955 |
158,909 |
合格者 |
25,971 |
26,158 |
26,694 |
25,256 |
25,192 |
最低点 |
33点 |
34点 |
35点 |
33点 |
33点 |
合格率 |
15.9% |
15.8% |
15.2% |
14.8% |
15.9% |
◆「宅建なんか簡単」、それはあくまで合格者の声に過ぎません。
宅建は難易度の高い国家資格、と認知している人はいないのかもしれませんが、実は合格率は15%前後の試験です。年齢、学歴などの受験資格が一切ないとはいえ、10人中2人も受からない試験なのですから、決して易しい試験とはいえないと思います。
「宅建なんか簡単」というのは、あくまで合格された方の声でしかないのです。受験者の母数が多いこともあり(つまり他の資格者に比べ過去の合格者も多く)、そのように言われているだけです。初めて受験されるみなさんには、合格率の数字を素直に受け止め、十分な対策をして望んでいただきたいと思います。
◆合格のボーダーラインを読めないのが宅建の試験です。
過去10年間の試験のなかで合格最低点が満点の7割を一度だけ超えたことがあります(2002年/36点)。それ以外の年は最高でも35点です。申し訳ないですが、私には受験者数と合格者数そして合格最低点の相関関係がみつけられていません。「受験者数の多い年には合格最低点が低くなる、受験者数の少ない年はその逆」とは決していえないのが宅建の試験です。
ちなみに宅建の試験はすべてマークシートで行われているのに、試験日(10月の第3日曜日)と合格発表日(12月の第1水曜日)の間には、約1か月半のタイムラグがあります。私も合格発表が待ち遠しくてイライラした思いがあります。
この間試験機関や国土交通省が会議を行い、毎年の合格者数を調整しているという話も聞きます。つまり試験機関が合格者数を例年より増やす方針であれば合格点は下げますし、合格者を減らす方針であれば、合格点は上げるということのようです。
また毎年の合格最低点は、その年の試験内容の難易の差も影響しているようです。
合格最低基準にばらつきがある宅建試験は、受験者をハラハラさせます。予備校等では試験日当日に解答速報を発表しているので、自己採点は当日にでもできます。しかし予備校が予想する合格最低点は、あくまで予想でしかありません。
長々と書いてしまいましたが、そのような制度になっている宅建試験を、自信を持って乗り切るには、満点の8割程度(37点~40点)をコンスタントに得点できる実力を養っておくしかありません。
その際のポイントとなるのは、試験内容の難易の差を理解するという意味でも、過去5年分以上の過去問を必ず解くようにすることです。過去問中心の勉強については後の学習法のところでも解説しますので参考にしてみてください。
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